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はればれとニッコリ笑う人生を

日々、考えたことをまとめています。

自分で自分を笑える人は魅力的だ

最近は、「カッコつけ」と「カッコいい」人の違いについて興味があり、そうした投稿をしてきた。

 

kazfumi.hatenablog.com

 

 

kazfumi.hatenablog.com

 

今回は、その「違い」の一つとして、

「自分で自分を笑っちゃえること」

を挙げようと思う。

 

お笑い芸人さんたちが、モテるのは、

彼らが自分で自分のことをネタにする技術を持っているからだ。

 

自分の恥ずかしい部分、人に見せたくない部分を笑っちゃえる、ということは、

人の恥ずかしい部分、コンプレックスも、彼らなら明るくできるということだ。

 

彼らと一緒にいれば、自分を「カッコつけ」る必要もなく、

ありのままの自分をさらけ出せるので、

「ああ、この人といる時の自分が好きだ」

と思いやすくなる。

そういう人は、やはり男女問わずモテるし、カッコいい。

 

もし、「ありのまま」の自分が、実際にひどいものなんだとしたら、

彼らはそれから目を背けることをせず、

つまり

「あ、い、いいと思うよ・・・!」

というテキトーなお世辞をいって誤魔化すのでなく、

正直に「それはマジで笑えないから、治しな」と指摘してくれるだろう。

 

口がくさかったら、それを正直に「口くさいよ!」と指摘してくれるだろう。

「カッコつけ」てたら、「お前、カッコつけだな!」と指摘してくれるだろう。

 

しかも、相手の特性を見抜いた上で、明るくだ。

もし自意識過剰で、指摘されるとふて腐れるようなタイプだと見抜けば、彼らはそれもちゃんとわかっているから、二人だけの時にこっそり指摘してくれるだろうし、そうでないなら、明るく笑えるように指摘してくれるだろう。

 

自分の一番恥ずかしいところを、自分がまず、直視して、

笑っちゃえるようにすること。

 

アメトークの人気企画に

「中学の時イケてないグループに所属していた芸人」

がある。

 

イケてないグループに所属していた、という過去は、

お笑い芸人として、普通は隠しておきたい記憶なんじゃないだろうか。

 

お笑い芸人というと、

小学生の時からずっとクラスの人気者で、

授業中でも面白いこといってばんばん沸かせて、

女子にもモテて、先生にも気に入られて・・・

といったイメージが「普通」だろう。

 

「イケてないグループ」芸人はそこから逸脱した過去を持っている。

全く面白くなくて、陰気で、嫌われ者で、そこに居るだけで場が暗くなって・・・

という「お笑い芸人」というイメージと対極の立場に所属していた彼らが、

そのお笑い芸人としては「恥ずかしい」エピソードを

堂々とネタにして笑っちゃうから、人気企画となったのではないだろうか。

 

マイナスをマイナスのまま捉えるのでなく、

プラスの価値に転換してしまえるのは、人間として誇り高い能力だ。

 

そもそも「笑い」自体が、

「面白い」「ウケる」とかの次元ではなくて、もっと人間の根源的な部分に直結した現象だと思う。

生命力の証というか、雄叫びというか、そういうイメージだ。

実際、笑うと免疫力が上がるし、幸福感も増す。

よく笑う人ほど、長生きするというのは、

そういう根源的な力が作用しているからだと思う。

 

マイナスをプラスに転換する能力。

根拠のない、ニヒリズム的な人生観を、哄笑することで、祝祭的なものにすること。

そこに人は魅力を感じる。

 

その最も分かりやすい具体例として、

「自分で自分を笑っちゃえる」

があるのではないだろうか。

 

ウケるとか、面白いという意味での「笑い」にはできない過去やコンプレックスも、もちろんあるだろう。

しかし、重要なのは、

上述した根源的なものとしての「笑い」だ。

マイナスをプラスにする能力としての笑い。

 

例えば自殺未遂した過去がある、とかだったら、

隠そうとすればするほど、「ヤバイ」感じになってしまう。

マイナスのものとしてしか、捉えられていないからだ。

かといって、堂々と一般に公開しろ、といいたいのではない。

「自分から」隠そうとしてはいけない、ということだ。

ちゃんと、そういった過去があったんだ、腹をくくって見つめること。

そうすれば、自殺未遂するほどドン底にいた自分が、今、こうして振り返ることができるほどに「回復」したというところにプラスを見出せるかもしれない。

自殺しようとするほどドン底にいたのに、今では普通にメシ食ってう◯こしてるという日常に、笑っちゃうかもしれない。

 

笑いに変える、とはそういうことだ。

 

それができる人は間違いなく「カッコいい」