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ハレバレとにっこり笑う人生を

日々、考えたことをまとめています。

「めんどうくさい」の構造分析 その②

生き方 考え方

「めんどうくさい」の構造分析の記事を書いた。

 

kazfumi.hatenablog.com

 

そこで「めんどうくさい」とは

  1. 構造が複雑
  2. 工程数が多い
  3. 時間がかかる

 

という性質の問題に直面した時に起こる感情であると分析した。

 

しかし、今日帰宅した時にハッとした。

いやいや、それだけじゃないな、と。

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そう、玄関である。

靴が全て脱ぎっぱなしで放置されている。

靴を揃えるということは、脱いだ瞬間にかかとを掴んでパッと方向を揃えるだけ。

上の定義には全く当てはまらない。

超簡単で、一瞬でできることだ。

なのに、普段はめんどうくさがって、揃えずに放置している。

 

ものすごく簡単なことなのに、なぜ「めんどうくさい」が発生したのだろう?

今回はこの点について考察する。

 

掃除・洗濯・勉強・健康管理・・・

考えてみれば、その事自体は超簡単で、すぐできることなのに、

めんどうくさくて放置してしまうことは他にもたくさんある。

 

掃除も、普段からこまめに整頓する習慣がついていればいつも綺麗な状態に保ててササッと終わるはずなのに、ついつい汚れや乱れが溜まってある日気合を入れて大掃除をしなければならないハメになる。

洗濯も同様に、こまめにすればいいものを面倒臭がって溜め込むので、ある日「ヤベエ、パンツがない・・・」という状況に陥ってしまう。これは一人暮らし、特に男にありがちなことだ。

勉強もそうだ。今まで何千何万回も繰り返し言われてきたことだが、普段からこまめに予習、復習することが最も効率が良い。こまめに復習したほうが記憶の定着率も良いのは科学的にも証明されている。

しかし案の定めんどうくさがって放置してしまい、試験前に慌てて頑張るということになる。

健康管理の問題もそうだ。病気のほとんどは、普段の生活をめんどうくさがってテキトーに済ますから起こる。日々こまめに体調を整えていれば、よほどのことがなければ病気にはならないはずだ。

 

探せば他にも同様の問題は腐るほどあるだろう。

 

これらの問題に共通するのは、

それ自体はめんどうくさくないが、長期的にみるとめんどうくさくなる

という性質があるということである。

 

掃除や洗濯、勉強、健康管理は、日々こまめにやる上では簡単なことだが、

放置して溜め込むと、一番最初に挙げためんどうくささの性質、つまり

  1. 構造が複雑
  2. 工程が多い
  3. 時間がかかる

という性質に変化するのだ。

放置する期間が長ければ長いほど、問題は複雑になり、解決のための工程は多くなり、かかる時間も長くなる。

 

なぜ、放置してしまうのか?

 

結論から先に言うと、短期的にはやらなくても害がないからだ。

 

掃除も洗濯も勉強も健康管理も、

1日や2日は放置しても、すぐ取り戻せるし、害もほとんどない。

しかし、それに甘えて放置しつづけると、気づいた時には巨大な問題に発展しているのだ。

ガン細胞のように、目立たないところでジワジワと症状が進行してゆく。

 

短期的には害がないから

「ま、いっか」

という判断をしてしまうのだ。ほとんどは無意識的に。

 

どれだけ工程が単純で瞬間的に解決できる問題だとしても、

やはりなんらかのアクションは起こさなければならない。

たとえ指一本動かす程度のものだとしてもだ。

そのアクションすら、めんどうくさく感じてしまうのが人間の性質なのだ。

 

乗り越えるにはどうすればいいか

無意識に放置してしまうのなら、

意識的に放置しないようにすればいい。

 

具体的には、気づいた瞬間に、即、やってしまうのだ。

 

これらの問題は、それ自体は超単純で一瞬で終わるものばかりだ。

だから、気づいた瞬間にやってしまえば、すぐ終わる。

 

また、「ま、いっか」と放置しそうになった時は、

それをそのまま放置した未来の状態をイメージするといい。

コツはかなり大袈裟にイメージすること。

 

たとえば、服を脱ぎっぱなしにして「ま、いっか」が発生したら、

そこらじゅうに服が散乱して、靴下などがジメジメして異臭が漂っている光景をイメージするのだ。

「うわ、放置したらクソめんどうくせー!」

となって、すぐ片付けられるはずである。

 

ジャンクフードなどに手を伸ばして「ま、いっか」が発生したら、

ジャンクフードを食べ続けた30年後ぐらいの姿をイメージしてみる。

腹がたぷんたぷんで、頭皮から嫌な臭いの油が発生し、体臭もひどくなった自分の姿だ。

「うわ、気持ち悪!!」となって食べる気が失せるだろう。

 

歯を磨くのがめんどうくさくてそのまま寝たくなった時も、

眠りに落ちる前に一瞬頑張って、歯がボロボロになって口臭がひどい自分を想像してみる。

「うわやっべ!」となって急いで洗面台に駆けつけるだろう。

 

こうした行動を積み重ねていくと、習慣として形成されて、それをやらないと何か気持ち悪い、という感覚が身についてくる。

習慣になってしまえば、もう無意識レベルでできるので、放置することもなくなっていくだろう。