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ハレバレとにっこり笑う人生を

日々、考えたことをまとめています。

渾名をつけるのがうまい人は、頭が良い。

考え方

なぜか。

うまい渾名を付けるには、

  1. 対象の特徴を見抜くこと
  2. 見つけた特徴を抽象化すること
  3. 抽象化したものを再び具体化すること

が必要だ。

 

(ただし、1だけで完結するものも多い。特徴をそのまま表した渾名。ちょっと乱暴な渾名になることが多い。「ハゲ」「デブ」「メガネ」などはその典型。)

 

ある対象を、その特徴を元に抽象化し、抽象的なレベルで同じ性質の他のモノと置き換え、具体化する能力。

 

これは頭が良い人の特徴に当てはまりそうだ。

特に理解力、発想力において。

 

複雑な問題も、抽象化して別のことで表すと理解しやすい。

発想力豊かな人は、抽象的レベルでの事例と事例の関連付けが豊富にできる。

 

つまり、「渾名をつけるのがうまい」ということになる。

 

渾名を付ける

例えば、めちゃくちゃ短気な人がいたとする。(観察するまでもない特徴だ。)

「めちゃくちゃ短気」を抽象化すると、

平常時から特異点に達する変化が急激

ということになる。

この抽象的なレベルで合致する他のモノを思い浮かべる。

その結果、

「瞬間湯沸かし器」「活火山」「爆弾」・・・

といった渾名ができる。

(「瞬間湯沸かし器」はたしか東野圭吾の小説に出てきた。)

 

 

ぼくが最近、面白いと思った渾名は「トマソン」だ。

なんらかの理由で残された過去の遺物が、本来の用途を果たさないまま放置されて不思議なメッセージ性を持つ存在のことを指す。

実際の画像を見てもらったほうが早い。

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(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%BD%E3%83%B3

こういう存在のモノたちに「トマソン」と渾名をつけたのだ。

その由来は、

トマソンの語源は、プロ野球読売ジャイアンツ元選手のゲーリー・トマソンに由来する。

トマソンは、元大リーガーとして移籍後1年目はそこそこの活躍を見せたものの、2年目は全くの不発であるにもかかわらず四番打者の位置に据えられ続けた。空振りを見せるために四番に据えられ続けているかのようなその姿が、ちょうど「不動産に付着して(あたかも芸術のように)美しく保存された無用の長物」という概念を指し示すのにぴったりだったため、名称として採用された。

Wikipediaトマソン」より)

ということらしい。 

無用の長物という抽象的な次元で、一致させている。

 

またトマソンについては以下の本に詳しい。めちゃくちゃ面白いのでおすすめ。

 

路上観察学入門 (ちくま文庫)

路上観察学入門 (ちくま文庫)

 

 

 

アナロジー思考

未知の問題、複雑な現象を理解するときには、アナロジー思考が役に立つ。

アナロジー思考とは、つまり「例え話」「比喩」「見立て」のことだ。

「彼は、敵対していた組織を互いの利益を持ち出すことで提携させることに成功し、その結果それまでの業界の常識を覆すような事業を創造した人です。」

と説明されたら、

「つまり、坂本龍馬みたいな人ですね」

と考える思考法のことだ。

一気にイメージがわくし、理解しやすくなる。

 

そして、渾名付けもこうしたアナロジー思考を使う。

坂本龍馬」というのも渾名だ。

 

渾名をつけるのがうまいということは、

アナロジー思考を普段からできている証拠である。

アナロジー思考ができるということは、

理解力に優れるということであり、頭がいい。

 

あの人はあだなをつけるのがうまいなーと思ったら、一目置いて良い。