ハレバレとニッコリ笑う人生を

日々、考えたことをまとめています。

嫌われるのを恐れるな、みたいな風潮について思うこと。

自分の人生だ。

人の目線を気にして、自分のホンネで生きないのは、もったいない。

嫌う人には嫌わせておけばいい。

 

これは確かに正しい。

もっともだ。

全く正しい。

 

だがしかし、これをそのまま鵜呑みにしてしまって、

ダメな嫌われ方をしてしまう人もいる気がする。

ダメな嫌われ方、とは何か?

一言でいえば、

「嫌われる」をステータスにしてしまっているような場合だ。

 

「嫌われること」そのものが大事なのではなくて、

本当に大事なのは、自分の信念を貫くこと、批判されてもそれでも貫くモノがあるかどうか、の部分であるはずだ。

「嫌われること」そのものは実はどうでもいいのである。

 

「嫌われても突き進む俺、カッコいい」という姿勢、ポーズをとるということは、

結局は、「人の目線を意識している」という点で、

「嫌われることを恐れてしまう人」と全く同じ発想をしているのだ。

 

「ワタシ、人の目とか気にしないタイプなんだよね〜」

とかいう人は、

「そういう人の目を気にしないワタシ、カッコいいでしょ?」

的な空気がでるので、いやらしい。なんか嫌悪感を感じる。

第一、そんなことを口にする時点で、人の目線を気にしている証拠だ。

自分でその矛盾に気がついていないのだ。

 

嫌われることは、あくまで結果であり、それ自体が目的ではない。

 

嫌われようが、好かれようが、ようは、自分が本当に実現したいコト、言いたいコトを貫くことが重要であるはずだ。

 

その根本の部分があやふやなままなのに、「嫌われる俺、カッコいい」みたいなことになってしまっては、「あれ、そもそもなにを目指していたの?」ということになりかねない。

 

嫌われるかどうか、を気にする前に、「自分はなにを求めて、なにをしたいのか」をはっきりさせるのが先決ではないだろうか。

それさえ固まっていれば、あとはどんな批判をされようが、

「でも、おれはこれがイイ!」とはねかえせる強さを持つはずであり、

そうなれば、「嫌われるのが怖い」というのは自ずから消えてしまっているはずだ。

 

つまり、嫌われるのを気にしているということは、自分の信念が固まっていない証拠なのだ。

嫌われることを気にする前に、まず、自分がなにをしたかったのか、を確かめるべきではないか。

 

嫌われるのが怖いということは、言い変えれば、

「批判されても跳ね返すだけの強さがない」ということだ。

 

最近、やたら「論理的思考」系の本が多いのは、「批判されたときに言い返せるスキル」を人々が求めているからだ。

そうした思考系のスキルは、「セルフ批判」というものを繰り返すことで、他人からの批判に耐えられるだけの強さを身につけようとするものである。

 

もちろん、ある程度の批判点を想定して、あらかじめ「でもこうだから、こうこう」と言い返せるように準備しておくことは基本だ。それすら準備せずに突き進むのは「愚か」としか言えない。また、そうした自己批判の時点で「ああ、やっぱりダメだ」となってしまうのなら、潔く公表しない方がよい。自分の中だけで止めておく。

 

「イタイ人」とか「非常識な人」というのはある種こういう自己批判の能力が足りない人のことをいうのだ。「これをやったら、どうなるか?」という考えが足りない。

 

しかし、何か革新的で物凄いことをしようと思ったら、こういう部分も必要になる。

論理的思考には限界がある。

最後には、やはり、個人の熱狂的な「思い込み」が残るのだ。

「イタイ人」や「非常識な人」に学ぶ部分はここにある。

 

執念とか、怨念的なもの。

言葉にはできないモノ。

信念。

 

それも、必要最低限の「論理」は突破した上での話。

ここまでくれば、もう「嫌われるのではないか」と恐れることはバカバカしいものになっているはずだ。

 

ダメな嫌われ方をする人は、そこまで行かずに、つまり最低限の論理すら突破せずに

「嫌われること」だけに注目してしまった人のことだ。

 

最近の「嫌われる勇気」的な風潮に一つ、自戒の意味も込めて、釘をさす。

 

(2/21追記)

この記事とそっくりな記事、というか言ってること全く同じな記事を過去にも書いていたことを忘れていた。

それが以下の記事。

 

kazfumi.hatenablog.com

 

それぐらい、僕の中で「批判」「嫌われる」が重要なキーワードになっていたということだ。

 (追記ここまで)

 

 この記事を気に入ってくれた方は以下も読んでみてください。

 

kazfumi.hatenablog.com

 

kazfumi.hatenablog.com