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はればれとニッコリ笑う人生を

日々、考えたことをまとめています。

道に関するさまざまな比喩。

確か、魯迅の言葉だったと思うが、

 

「道は多くの人が通るからできる」

 

みたいなことを言っていた。

 

これは真実だ。

 

逆にいえば、道を作ろうと思うなら、多くの人が通りたいと思うような道でなければならないということだ。

 

その第一条件がまず「安全」ということだろう。

 

しかし、その道が本当に正しい道なのか。

 

もっと楽しくてもっと綺麗で、誰も知らない道が他にもあるかもしれない。

 

また、多くの人が通る道だからといって、自分にとって安全かどうかは怪しい。

 

信号機の意味を知らなければ、自分にとっては危険な道になるだろう。

 

それを世間では「常識」と呼んでいる。

 

普通の人はなんなくクリアできる「石ころ」的な障害も、

自分は転んでしまうかもしれない。

 

「なんで、そんな石ころで転んでんの?バカジャナイノ?」

とみんなは素通りするようなところで。

 

しかし、そいつらが進む道では、大渋滞が発生しているかもしれない。

 

石ころで転んだやつは、

 

「もう転びたくない!」

 

と注意し、周りが良く見えるようになるので、

 

「あれ、あっちの道の方がいいんじゃね?」

 

とみんなが気づかない抜け道に気づいて一人でフラフラ出て行っちゃったりする。

 

しかし、新しい道というのは常にそういう風に見出されてきたのだと思う。

 

頭のいい人とは、上空から衛星写真的に道を捉えることができる人のことをいう。

 

「おい!新しい道を発見したぞ!」と叫ぶ人たち。

 

しかし、あくまで衛星写真なので、実際の道がどういう感じなのかはよくわからない。

 

めちゃくちゃドロドロした道かもしれない。

 

あと、道を開拓するのには資金力、多くの人を巻き込む影響力なども必要になる。

 

大きくて、広くて、安全、ハイテクな道なら特に高くつくだろう。

 

大企業、自治体、国家、などはこうした力を持っている。

 

しかし、「おれは曲がりくねった道が好きなんだ!」という人もいて、

 

そういう人は勝手に道を作っていく。

 

たしかに高速道路ほど退屈な道もない。

 

画期的な技術というのは、

 

「おい、この道具使うと道めっちゃつくりやすいぞ!」

 

となるような道具のことだ。

 

古代人は手作業で、ピッケル的なもので道を作るしかなかったが、

 

現代人はブルドーザー的なもので一気に道を作ってしまう。

 

しかしブルドーザーは大切ななにかを見落としているかもしれない。

 

偉人とか超人と呼ばれるような人たちは、もう道を歩く必要すらなく、鳥のように飛んじゃった人のことをいう。

 

ときどき、地面の感触が懐かしくて降りてきたりもするが。

 

多くの古代文明で鳥が神格化されていたのはそのイメージがあったからかもしれない。

 

あと、道を進む途中ではやはり休憩する必要があって、建築物や広場、公園的なものもつくられる。

 

多くの道が交わっている交差点付近は人の出入りも多く、発展しやすい。

 

秘境とか、穴場的な場所、というのはたいてい大通りから外れた場所に存在している。

 

しかし、道路の拡張工事などで、無理やり立ち退きをせまられることもある。

 

あまりに秘境すぎて、存在を忘れ去られてしまった場所というのもあるだろう。

 

歴史家たちは、そうした場所を発掘する能力に長けている。

 

 

ときどき、道を歩くのが嫌になり立ち止まるやつや、後ろに逆走するやつ、地面に穴を掘り出すやつ、通行人に砂をかけるだけのやつ、崖しかないのに「こっちの道はすっげえいいよ!」と嘘つくやつ、通行料とろうとするやつ、とかも現れる。

 

あと道からはずれると、「うわ、あいつあっち行っちゃったよ」的に後ろ指をさされる。

 

道からはずれたやつも「やっぱりみんなが通る道のほうがいいや」と戻ってきたりもする。そのときにはもうみんな前に進んでいなくなっているが。

 

あと、仲いいやつと話しながら歩くとつまらない道もめちゃくちゃ楽しくなったりする。

 

恋人なども、「この人と歩いて楽しいだろうか?」が大事なところだと思う。

 

それまでずっと一緒に歩いていたのに、ある日突然いなくなることもある。そこからは一人で歩くしかない。

 

いつまでもハイハイして歩いているようなやつもいる。

あと親におんぶして運んでもらっているやつ。

 

そいつらは親がいなくなったときに一人で歩くことができるだろうか。

 

あえてハイハイして歩くやつもいる。地面に近づかないとわからないものもあるから。

 

虫眼鏡とか持ち出して、もう歩くの放棄してずっとそこに居続けるやつとかもでてくる。

 

穴を掘り出して止まらなくなっちゃうやつとかも いる。

 

あとアリ地獄的に、ずるずる引き込まれていくやつもいる。

 

穴掘ってたら、他の人の穴が気になりだして、「お前の穴直径いくつよ?」とかで競い合ったりする。

 

あと穴同士繋げて、地下道作っちゃおうとするやつもいる。

 

穴掘ってたら、昔の人が埋めた財宝がザクザクでて来ちゃうかもしれない。

 

歩くのだけが道の使い方じゃないんだぜ、的なロックなやつもでてくる。

 

「こっちの道を歩きなさい。そうすれば幸福になれます」

的な街頭演説をしているアヤシイやつとかもいる。

 

この道は安全だろうか、を考えすぎて結局一歩も進めないままのやつとかもいる。

 

あと、長距離歩けたからいいというわけでもなくて、短距離走みたいな美しさもあったりする。

 

順調に歩いていたのにある日突然落とし穴とかで急に消えちゃう場合もある。

 

落石多発地帯みたいのもある。

 

そこではヘルメットが飛ぶように売れたりする。

 

カーナビ的に道案内してくれる人もいたりするが、

もう古い情報で、あてにならないばあいもある。

 

なんだかんだいって、自分が苦労して見つけた道が一番楽しい。

 

常に集団移動しないとビクビク不安なやつもいる。

先頭で歩くやつは本当に信頼できるやつだろうか。

 

あと、道いっぱいに広がって後ろから来る人の邪魔になってる集団とかもある。

そいつらは大抵自分たちのことしか頭になくて、気づかない。

 

もちろん一人で堂々と歩いていくやつもいる。

 

足引っ張るやつ、足を引っ掛けて来るやつ、落とし穴つくって誰かが落ちるのを楽しみにするやつとかもいる。

 

「落とし穴から這い上がるための方法」とかいう本がバカ売れしたりするかもしれないが、そもそも落とし穴に近づくな、と指摘する人は少ないかもしれない。

 

「あなただけに教える最短経路!これであなたも渋滞につかまらない」的なものも流行る。しかし、そういう本を読んだやつがすでにいっぱいいるので結局渋滞する。

 

一人でもくもくとピッケルもって開拓しているやつが一番確実かもしれない。

 

そろそろ切りがなくなってきた

 

ので終わりにする。

 

道と絡めて比喩をつくると、結構分かりやすいし、面白いなーという話でした。